マイマイカブリは日本固有種です。 北海道から九州(屋久島)まで生息していますが、 地域によって色や大きさや形に違いが見られ、 8つの亜種に分けられています。 北の亜種は小さく、 南の亜種は大きいです。 関東・中部地方で見られるものは亜種ヒメマイマイカブリです。
マイマイカブリ(亜種ヒメマイマイカブリ)
頭が細長いカタツムリを食べる日本固有種
特徴
オサムシの仲間。 幼虫、 成虫ともに、 カタツムリを消化液で肉を溶かして食べます。 成虫がカタツムリ(マイマイ)の殻に頭を突っ込んで食べる様子から、 マイマイカブリと名づけられました。 カタツムリ以外のものも食べますが、 カタツムリを食べなければ繁殖できないと言われています。
大きさ : 体長35~50㎜
食べ物 : 幼虫、 成虫ともにカタツムリ類、 ミミズなど
成虫が見られる時期 : 4~10月(成虫越冬)
分布 : 本州(関東・中部地方)
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
亜種
注意点
お尻からか臭い液を出し、 目に入ると炎症を起こすので触らないようしてください。