高山の明るい林縁に生える。
写真は標高2100mほどの地点にて。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda

根茎を直立から斜上させて葉を多く立ち上げる。
アズミイノデはふつう標高1700m以下で見られる。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda

やや横に広がることもある。
右上の青い実はサンカヨウ。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda

葉先。
やや急に細くなる。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda

羽片。
切れ込み方は大体のイノデ類と同じ。
ただ、 黄緑色でツヤがなく、 より粗い感じがある。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda

最下羽片。
ホソイノデに似て縮む。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda

中部羽片の小羽片。
鋸歯が鋭く、 芒状に長く伸びる。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda

小羽片基部は柄にならず、 軸に3mm以上広くつく。
それによって、 羽軸の両側がすこし翼状になる。
アズミイノデは3mm以下で、 明らかな柄がつく。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda

葉裏。
胞子のう群が羽片基部から、 最終的に全体につく。
ホソイノデは葉の上半分にのみつける。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda

胞子のう群は円形で、 フチと脈の中間につける。
ホソイノデは脈寄りにつける。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda

包膜は円形。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda

葉柄。
うす茶色の幅広い鱗片が多くつく。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda

葉柄最上部。
鱗片はやや細くなる。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda

葉軸下部。
鱗片はより細くなる。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda

葉軸上部。
鱗片はさらに細くて毛状になる。
写真 / 2025.9 長野県 S.Ikeda