21世紀の森と広場

ナガコガネグモ

黄色と黒のシマシマ模様のクモ

  • メス。 白いギザギザしたかくれ帯がある。
    写真 / MasakoT

  • 糸でぐるぐる巻きにしたバッタを食べている。 低い所に網を張り、 バッタがかかるのを待っている。
    写真 / MasakoT

  • 卵のう(卵が入った袋)を守るメス
    写真 / MasakoT

  • 網にかかったバッタに大量の糸を出している。
    写真 / MasakoT

  • メスのそばにいるオス。
    メスが成体になったときが交接のチャンス。
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  • つぼ型の卵のう(卵を糸で包んだもの)。 中に卵がたくさん入っている。 卵のうの中でふ化し、 そのまま卵のうの中で幼体で越冬。
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  • 卵のう。 人工物にも作る。
    写真 / MasakoT

  • オスは、 メスよりだいぶ小さい。
    あしが少なくなっている。
    写真 / MasakoT

  • オス。
    写真 / MasakoT

  • 幼体。 手を近づけると網をゆすって威嚇する。
    若い幼体のかくれ帯はジグザグのうずまき状。
    写真 / MasakoT

  • 大きくなってきた幼体。 太いジグザグのかくれ帯がある。 クモが大きくなると、 かくれ帯は直線状になる。
    写真 / MasakoT

特徴

田んぼや明るい草地で見かけるコガネグモの仲間。 まるい網をはり、 網にはかくれ帯という白いギザギザしたものがついています。 かくれ帯は紫外線を反射し、 エサである虫を誘う他、 鳥などから網が破られるのを防ぐ役割もあるようです。
 
大きさ : 体長メス20~25mm オス6~12mm   
食べ物 : 昆虫など 
見られる時期 : 5~11月
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

天敵

ナガコガネグモは、 カリバチの仲間のクモバチに襲われることがあります。 クモバチは、 子どものためにクモを狩るハチです。

  • キオビクモバチはコガネグモの仲間を襲う。
    写真 / MasakoT

  • ハチは土の中の巣にクモを運び、 子どものエサにする。
    写真 / MasakoT

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