21世紀(せいき)(もり)広場(ひろば)

シロダモハコブフシ(シロダモタマバエ)

シロダモの()にできるブツブツの(むし)こぶ

  • シロダモハコブフシ ()のブツブツはタマバエが作っ(つくっ)(むし)こぶ。
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • シロダモタマバエが芽吹い(めぶい)たばかりの()産卵(さんらん)
    写真(しゃしん) / MasakoT

  • タマバエは、 あしが長い(ながい)小さな(ちいさな)ハエ。
    写真(しゃしん) / MasakoT

特徴(とくちょう)

シロダモタマバエが新芽(しんめ)産卵(さんらん)することで、 ()にできる(むし)こぶ。 (むし)こぶは、 ()(ひょう)(うら)にでっぱっており、 この(なか)幼虫(ようちゅう)育ち(そだち)ます。 3月末(げつまつ)~4(つき)成虫(せいちゅう)()(うら)から()てきますが、 丸い(まるい)ふたと(さなぎ)(から)()残り(のこり)ます。 (MT)
 
分布(ぶんぷ) : 本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)南西諸島(なんせいしょとう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

(むし)こぶとは

昆虫(こんちゅう)、 ダニ、 菌類(きんるい)などの寄生(きせい)によって、 植物(しょくぶつ)一部(いちぶ)異常(いじょう)細胞(さいぼう)分裂(ぶんれつ)をおこし、 こぶになったり、 いろいろな(かたち)変化(へんか)したものです。 (むし)えい(ちゅうえい)、 ゴールとも言わ(いわ)れます。 (むし)こぶは、 (むし)にとって、 住まい(すまい)でもあり食事(しょくじ)場所(ばしょ)でもあり、 「お菓子(おかし)(いえ)」のようなものです。
(むし)こぶの名前(なまえ)は、 「植物(しょくぶつ)名前(なまえ)+つくられる場所(ばしょ)(むし)こぶの(かたち)+フシ((ちゅう)こぶのこと)」という(かたち)でつけられます。

()られる()

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