21世紀の森と広場

スギカミキリ

春の夜に杉をかけ回る

  • 体は扁平、 4個の黄色い紋が目立つ。 メスはオスに比べて大きくて太い。
    写真 / MasakoT

特徴

早春の夜、 スギの弱った木を這いまわるカミキリムシ。 黒色の上翅(じょうし)に4つの黄色い紋があります。 幼虫がスギやヒノキなどの樹皮(内側)と形成層を食べ、 木が枯れることがあります。 スギカミキリによる被害は「ハチカミ」と呼ばれています。
 
大きさ : 体長14~25mm
食べ物 : 幼虫はスギやヒノキなどの生木、 伐採木の樹皮(内側)
成虫が見られる時期 : 3~5月
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる散歩道

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