幹がまっすぐ伸びて、 葉がモコモコの塊に見えるのが特徴です。 遠くからでも分かりやすいです
スギ
日本一長生きで日本一高くなる木
特徴
日本の木の中で最も長生きで、 最も背が高くなる木です。 日本で一番背が高いスギは、 京都の大悲山(だいひざん)というところにある木で、 約62mもあります。 日本で最も長寿だと言われているスギは屋久島の縄文杉です。 樹齢は2500年以上と言われています。
日本で一番たくさん山に植えられているのはスギです。
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以下の情報は、 関東地方を基準にしています。 エリアによって1ヶ月くらいの差があります。
樹形
葉
1つの葉は小さく細長い三角の針のような形で、 枝が見えません。 常緑で秋に落葉することはありませんが、 落ちる時は枝ごと落ちます。 強い香りがあります。 蚊取り線香の材料にもなります。
花
雄花と雌花は同じ木に別々に咲きます。 雄花が咲く季節には、 風が吹くと花粉が煙のように見えます。 花粉は小さく軽いので風に乗って遠くまで運ばれて、 遠くの木で受粉しようという作戦です。
実
松ぼっくりを小さく丸くした感じの実です。
幹・枝
赤っぽい茶色い幹です。 縦に裂けて剥がれ落ちます。
名前の由来
まっすぐに伸びるから「まっすぐ」→「すぐ」→「すぎ」と呼ばれるようになったと言われています。
その他の情報
花脊(はなせ)三本杉は日本で一番高い木になります。 一番高い木は62.3m。 20階だてのマンションに相当する。
関わりが深い生き物
スギカミキリの幼虫が樹皮の下の部分を食べて、 木に被害を与えることがあります。 ヒメスギカミキリは、 伐採されたスギにやってきます。
樹皮の裏は、 いろいろな虫たちの越冬場所になっています。
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