津久井湖城山公園

ヒメシロコブゾウムシ

白っぽいゴツゴツしたゾウムシ

  • ゾウムシだが、 口吻(こうふん=細長く伸びた口の器官)はそれほど長くない。
    写真 / MasakoT

  • 体はでこぼこしており、 背中に黒い部分がある。
    写真 / MasakoT

  • オス(上)とメス(下)。
    写真 / MasakoT

  • 横から見ると凸凹がよくわかる。
    写真 / MasakoT

  • 葉の上での生活に適したあしをもつ。
    写真 / MasakoT

  • ひっくり返って死んだふりをする。
    写真 / MasakoT

特徴

ヤツデやタラノキなどで見られるゾウムシ。 体は白っぽくでこぼこしており、 背中に黒い部分があります。 白い色は鱗片(りんぺん=細かいうろこ)の色で、 だんだんはがれてきて黒っぽくなります。
 
大きさ : 体長12~14mm
食べ物 : 幼虫は植物の根 成虫はタラノキ、 ヤツデ、 ウドなどの葉
成虫が見られる時期 : 4~9月
分布 : 本州、 四国、 九州、 南西諸島

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

シロコブゾウムシに似ています。
シロコブゾウムシは、 やや大きく、 灰褐色で上翅後方の2本の突起が目立ちます。 マメ科植物の葉を食べます。
ヒメシロコブゾウムシは、 やや小さく、 白っぽいです。 背中の中央が黒く上翅後方の2本の突起はほとんどわかりません。 ウコギ科植物の葉を食べます。

見られる木

見られる散歩道

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