クロスズメバチ

黒く(くろく)小さい(ちいさい)!でも立派(りっぱ)なスズメバチ

  • 女王(じょおう)バチ。
    写真(しゃしん) / 2021.5.12 千葉(ちば)(けん)市川(いちかわ)() MasakoT

  • (はな)やって来(やってき)た。
    写真(しゃしん) / 2018.10.10 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • 晩秋(ばんしゅう)、サザンカの(はな)やって来(やってき)た。
    写真(しゃしん) / 2017.11.26 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() MasakoT

  • スズメバチはカキが好き(すき)
    写真(しゃしん) / 2017.10.27 千葉(ちば)(けん)佐倉(さくら)() MasakoT

  • 幼虫(ようちゅう)のために(にく)団子(だんご)作っ(つくっ)ている。
    写真(しゃしん) / 2022.9.27 千葉(ちば)()若葉(わかば)() MasakoT

  • オス。触角(しょっかく)長く(ながく)(からだ)のしまの(かず)多い(おおい)
    写真(しゃしん) / 2021.12.4 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • 交尾(こうび)。オス((ひだり))、メス((みぎ))。
    写真(しゃしん) / 2010.12.15 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • 地中(ちちゅう)作っ(つくっ)()出入り(でいり)している。
    写真(しゃしん) / 2017.8.3 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • ジョロウグモに食べ(たべ)られる。
    写真(しゃしん) / 2017.10.27 千葉(ちば)(けん)佐倉(さくら)() MasakoT

特徴(とくちょう)

黒色(こくしょく)白い(しろい)しまがあるスズメバチ。ミツバチほどの大き(おおき)さで、比較的(ひかくてき)おとなしく攻撃(こうげき)(てき)ではありません。地中(ちちゅう)()のうろに()作り(つくり)ます。越冬(えっとう)した女王(じょおう)バチの活動(かつどう)は4(つき)から12月頃(つきごろ)までで、活動(かつどう)期間(きかん)長い(ながい)です。
  
大き(おおき)さ:体長(たいちょう) 15~17mm(女王(じょおう)バチ) 10~12mm(働きバチ(はたらきばち))
食べ物(たべもの)幼虫(ようちゅう)(にく)団子(だんご) 成虫(せいちゅう)(はな)(みつ)など
成虫(せいちゅう)()られる時期(じき):4~12(つき)
分布(ぶんぷ)北海道(ほっかいどう)本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

トピック 伝統(でんとう)(てき)(しょく)文化(ぶんか)

長野(ながの)(けん)などでは、クロスズメバチを「ヘボ」「スガレ」「じばち」などと呼び(よび)幼虫(ようちゅう)(さなぎ)貴重(きちょう)なたんぱく(みなもと)として食べる(たべる)習慣(しゅうかん)がありました。「(はち)()」はごちそうで、佃煮(つくだに)炊き込み(たきこみ)ご飯(ごはん)、ふりかけなどにして食べ(たべ)られました。(いま)でも(しるし)をつけたクロスズメバチを追いかけ(おいかけ)地中(ちちゅう)()見つける(みつける)という「(はち)追い(おい)」が行わ(おこなわ)れているところがあります。

注意(ちゅうい)(てん)

刺さ(ささ)れると激痛(げきつう)走り(はしり)(いのち)にかかわることがあります。8~10(つき)はスズメバチの被害(ひがい)多く(おおく)なる季節(きせつ)ですので、()には近づか(ちかづか)ないよう特に(とくに)注意(ちゅうい)してください。黒い(くろい)ものに攻撃(こうげき)してくるので、黒い(くろい)服装(ふくそう)避け(さけ)ましょう。ハチがカチカチといわせながら、近づい(ちかづい)てくると、慌て(あわて)ないでその()からすぐに離れ(はなれ)ましょう。ハチを()払わ(はらわ)ないようにしてください。万が一(まんがいち)刺さ(ささ)れた場合(ばあい)は、傷口(きずぐち)(みず)洗い流し(あらいながし)てください。息苦し(いきぐるし)さなど様子(ようす)がおかしい場合(ばあい)は、一刻(いっこく)早く(はやく)病院(びょういん)診察(しんさつ)受け(うけ)てください。

()られる散歩道(さんぽみち)