手賀沼自然ふれあい緑道

イヌシデメフクレフシ(ソロメフクレダニ)

冬芽がふっくらふくらむ虫こぶ

  • 芽が大きくふくらんだ虫こぶ。
    写真 / MasakoT

  • 眼が大きくふくらんだ虫こぶ。
    写真 / MasakoT

特徴

イヌシデの冬芽が大きくふくらんだ虫こぶ。 ソロメフクレダニが作ったもので、 表面は長い毛が密に生えています。 5月にダニが脱出します。
 
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

虫こぶとは

昆虫、 ダニ、 菌類などの寄生によって、 植物の一部が異常な細胞分裂をおこし、 こぶになったり、 いろいろな形に変化したものです。 虫えい(ちゅうえい)、 ゴールとも言われます。 虫こぶは、 虫にとって、 住まいでもあり食事場所でもあり、 「お菓子の家」のようなものです。
虫こぶの名前は、 「植物の名前+つくられる場所+虫こぶの形+フシ(虫こぶのこと)」という形でつけられます。

見られる木

手賀沼自然ふれあい緑道 基本情報