バラハタマフシ(バラハタマバチ)

バラにつく丸っこい(まるっこい)トゲトゲの(むし)こぶ

  • 赤く(あかく)てきれいな(むし)こぶ。
    写真(しゃしん) / 2020.6.27 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • 葉脈(ようみゃく)に2()(むし)こぶ。
    写真(しゃしん) / 2021.6.2 千葉(ちば)(けん)市川(いちかわ)() MasakoT

  • 数個(すうこ)(むし)こぶ。1つの(むし)こぶに1(とう)幼虫(ようちゅう)入っ(はいっ)ている。
    写真(しゃしん) / 2019.7.10 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

  • 突起(とっき)長く(ながく)(ほし)(じょう)
    寄生(きせい)バチに寄生(きせい)されたのかもしれない。
    写真(しゃしん) / 2019.7.15 千葉(ちば)(けん)習志野(ならしの)() MasakoT

特徴(とくちょう)

バラハタマバチという小さな(ちいさな)ハチが、バラの()若い(わかい)実に(じつに)作っ(つくっ)(むし)こぶ。黄白(こうはく)(しょく)赤色(あかいろ)丸い(まるい)(むし)こぶで突起(とっき)があります。(むし)こぶは6~7(つき)()から落ち(おち)(むし)こぶ(うち)幼虫(ようちゅう)越冬(えっとう)し、(はる)成虫(せいちゅう)()てきます。(MT)
 
成虫(せいちゅう)()られる時期(じき)(はる)
分布(ぶんぷ)北海道(ほっかいどう)本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

(むし)こぶとは

昆虫(こんちゅう)、ダニ、菌類(きんるい)などの寄生(きせい)によって、植物(しょくぶつ)一部(いちぶ)異常(いじょう)細胞(さいぼう)分裂(ぶんれつ)をおこし、こぶになったり、いろいろな(かたち)変化(へんか)したものです。(むし)えい(ちゅうえい)、ゴールとも言わ(いわ)れます。(むし)こぶは、(むし)にとって、住まい(すまい)でもあり食事(しょくじ)場所(ばしょ)でもあり、「お菓子(おかし)(いえ)」のようなものです。
(むし)こぶの名前(なまえ)は、「植物(しょくぶつ)名前(なまえ)+つくられる場所(ばしょ)(むし)こぶの(かたち)+フシ((ちゅう)こぶのこと)」という(かたち)でつけられます。

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