千葉市都市緑化植物園

タケノホソクロバ

タケやササの葉を白くする毛虫

  • 花にやって来る。 昼行性で毒はない。
    写真 / MasakoT

  • 腹部は青く光りきれい!
    写真 / MasakoT

  • 年に2~3回、 現れる(年2~3化)。
    写真 / MasakoT

  • 若齢幼虫。 若齢幼虫は葉肉だけを食べる。
    ササの葉裏に行儀よく並んで、 集団で食事中。
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  • 幼虫の食べたあとが白くなっている。
    写真 / MasakoT

  • 葉の裏にびっしり幼虫が!
    写真 / MasakoT

  • 大きくなった幼虫。 淡いオレンジ色で毒の毛をもつ。 さわらないで!
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  • 幼虫が食べた葉は白くなる。
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  • 繭(まゆ)の中の前蛹(ぜんよう)。 この状態で越冬する。 前蛹とは蛹の前の段階のこと。
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特徴

ササやタケを食べて育つ黒い小さなガ。 マダラガの一種で、 民家の庭、 公園、 林縁などで普通に見られます。 若い幼虫は集団で葉を食べ、 成長すると分散し、 ゾロゾロ壁などを歩き繭をつくります。
 
大きさ : 開張20mm
食べ物 : 幼虫はササ類・タケ類の葉  成虫は花の蜜など
成虫が見られる時期 : 5~10月
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

幼虫は毒の毛があり、 触れると痛みを感じ、 赤くはれ、 やがて強いかゆみに襲われます。 葉の裏に幼虫が隠れていることがありますので、 気をつけてください。 葉が枯れたように白くなっていると要注意です。 刺された場合は、 粘着テープで毛を取り除き、 流水で洗い流してください。

見られる木

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