ヒメアカネと似ていますが、マユタテアカネの方が大きいです。
マユタテアカネは、顔に眉状斑(ブタの鼻のような黒い紋)があります。オスの尾の先は強く反り返ります。メスの産卵弁はやや長めです。
ヒメアカネは、オスの顔に眉状斑がなく白っぽく、メスの顔は小さな眉状斑が出るのがいます。オスの尾の先は反り返りません。メスの産卵弁はマユタテアカネより長いです。
マユタテアカネ
顔に黒い紋がある鮮やかなアカトンボ
特徴
周囲に林がある池や沼、田んぼで見られるアカトンボの仲間。顔に眉のような黒い紋があることから、マユタテと名づけられました。オスは腹部がまっ赤になり、尾の先端が強くそり返ります。メスは、はねの先が黒くなるものとならないものがいます。
大きさ:体長30~43mm
食べ物:幼虫はミジンコ、ボウフラ、水生昆虫、小魚など 成虫は生きた昆虫など
成虫が見られる時期:6~11月
分布:北海道、本州、四国、九州、南西諸島(一部)
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。