マユタテアカネ

顔に黒い紋がある鮮やかなアカトンボ

  • オスは腹部がまっ赤で、 尾の先端がそり返る。
    写真 / 2022.9.21 千葉市若葉区 MasakoT

  • オスは縄張りを持つ。
    写真 / 2022.9.27 千葉市若葉区 MasakoT

  • オス。
    写真 / 2020.9.29 千葉市若葉区 MasakoT

  • 赤くない未熟なオス。
    胸の側面の黒い線は、 細く小さい。
    写真 / 2020.7.13 千葉県印西市 MasakoT

  • 未熟なメス。 はねの先が黒いタイプ。
    写真 / 2016.7.2 東京都八王子市 MasakoT

  • 顔に大きな黒い紋があるのが特徴。
    ブタの鼻のよう。
    写真 / 2022.9.27 千葉市若葉区 MasakoT

特徴

周囲に林がある池や沼、 田んぼで見られるアカトンボの仲間。 顔に眉のような黒い紋があることから、 マユタテと名づけられました。 オスは腹部がまっ赤になり、 尾の先端が強くそり返ります。 メスは、 はねの先が黒くなるものとならないものがいます。
  
大きさ : 体長30~43mm
食べ物 : 幼虫はミジンコ、 ボウフラ、 水生昆虫、 小魚など 成虫は生きた昆虫など
成虫が見られる時期 : 6~11月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 南西諸島(一部)

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

ヒメアカネと似ていますが、 マユタテアカネの方が大きいです。
マユタテアカネは、 顔に眉状斑(ブタの鼻のような黒い紋)があります。 オスの尾の先は強く反り返ります。 メスの産卵弁はやや長めです。
ヒメアカネは、 オスの顔に眉状斑がなく白っぽく、 メスの顔は小さな眉状斑が出るのがいます。 オスの尾の先は反り返りません。 メスの産卵弁はマユタテアカネより長いです。