クロコノマチョウ

落ち葉にまぎれる枯れ葉色のチョウ

  • 夏型。 夏にあらわれるチョウは、 前ばねの端があまり突出しない。
    写真 / 2021.6.30 千葉市若葉区 MasakoT

  • 秋型のメス。 秋にあらわれるメスは赤みがあり、 前ばねの端が突出する。
    写真 / 2017.10.27 千葉県佐倉市 MasakoT

  • 秋型。 はねの裏は枯れ葉のよう!
    落ち葉にとまるとなかなか見つけられない。
    写真 / 2022.11.3 千葉市若葉区 MasakoT

  • 秋型。 はねの裏の模様は変異に富む。
    気温の低い晩秋も活発に飛ぶ。
    写真 / 2022.11.3 千葉市若葉区 MasakoT

  • 樹液にやって来る。
    写真 / 2022.11.13 千葉県習志野市 MasakoT

  • 透明な袋に入れて表ばねを見る。
    写真 / 2022.11.13 千葉県習志野市 MasakoT

  • メス。 はねを広げてとまることは、 ほとんどない。 これは左の前ばねが見えない。
    写真 / 2015.9.29 千葉市若葉区 MasakoT

  • 幼虫(約4cm)。 黄緑色で頭に1対の突起がある。
    写真 / 2017.8.18 千葉県市川市 MasakoT

  • 幼虫の顔はウサギのよう?顔の模様はいろいろ。
    写真 / 2017.8.18 千葉県市川市 MasakoT

  • 前蛹。 蛹になる直前の状態。 糸でお尻を固定している。
    写真 / 2016.9.27 千葉市若葉区 MasakoT

  • 蛹。 透きとおったような黄緑色が美しい。
    写真 / 2011.11.13 千葉県市川市 MasakoT

特徴

はねの端が角張っている大きなタテハチョウ。 日中は薄暗い林の中であまり飛ばず、 夕方になると活発に飛びます。 南方系のチョウですが、 関東や東北地方まで分布を広げています。
 
大きさ : 開張60~80mm
食べ物 : 幼虫はイネ科(ススキ、 ヨシ、 オギ、 ジュズダマなど)の葉 成虫は樹液、 熟した果実など
成虫が見られる時期 : 3~11月
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

クイズ どこにいるかな?

クロコノマチョウが落ち葉の中にとまっています。 どこにいるでしょうか。
3枚目が答えになります。

  • 【問題】さて、 どこにいるかな?

  • 【ヒント】少し近寄ってみました。 どこにいるかな?

  • 【答え】あ、 いたー!

  • 枯葉そっくり!