似ている黒いアゲハチョウがいます。
クロアゲハは、尾状突起が短く、街中でよく見られます。オスは後ばね前縁に白い帯があります。
オナガアゲハは、ほっそりしており尾状突起が長く、腹部が黒いです。山地、渓流沿い、雑木林の林縁で見られます。オスは後ばね前縁に白い帯があります。
ジャコウアゲハは、つやがなくほっそりしており、尾状突起が長く、腹部が赤っぽいです。街中で見られます。オスは後ばね前縁に白い帯がありません。

オナガアゲハ
ほっそりした黒いアゲハチョウ
オナガアゲハの特徴
しっぽのような尾状突起が長めで、ほっそりしています。オスは後ばねの前縁(ぜんえん=前のふち)に白い帯があり、地面でよく給水します。山地、渓流沿い、雑木林の林縁などで見られ、街中ではまず見かけません。(MT)
大きさ:開張85~100mm
食べ物:幼虫はコクサギ、カラスザンショウ、サンショウ、キハダなどの葉 成虫は花の蜜
成虫が見られる時期:4~9月
分布:北海道、本州、四国、九州
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。