オナガアゲハ

ほっそりした黒い(くろい)アゲハチョウ

  • オス。オスは(こう)ばねの赤い(あかい)(もん)目立た(めだた)ない。しっぽのような()(じょう)突起(とっき)長い(ながい)
    2020.8.17 / 福島(ふくしま)(けん)桧枝岐(ひのえまた)(むら) / 撮影(さつえい) MasakoT

  • オスが地面(じめん)給水(きゅうすい)
    2022.5.22 / 東京(とうきょう)()八王子(はちおうじ)() / 撮影(さつえい) MasakoT

  • メス。メスは(こう)ばねの赤い(あかい)(もん)目立つ(めだつ)
    2009.5.26 / 千葉(ちば)(けん)印西(いんざい)() / 撮影(さつえい) MasakoT

オナガアゲハの特徴(とくちょう)

しっぽのような()(じょう)突起(とっき)長め(ながめ)で、ほっそりしています。オスは(こう)ばねの(ぜん)(えん)(ぜんえん=(まえ)のふち)に白い(しろい)(おび)があり、地面(じめん)でよく給水(きゅうすい)します。山地(さんち)渓流(けいりゅう)沿い(ぞい)雑木林(ぞうきばやし)(はやし)(ゆかり)などで()られ、(まち)(ちゅう)ではまず見かけ(みかけ)ません。(MT)
 
大き(おおき)さ:開張(かいちょう)85~100mm
食べ物(たべもの)幼虫(ようちゅう)はコクサギ、カラスザンショウ、サンショウ、キハダなどの() 成虫(せいちゅう)(はな)(みつ)
成虫(せいちゅう)()られる時期(じき):4~9(つき)
分布(ぶんぷ)北海道(ほっかいどう)本州(ほんしゅう)四国(しこく)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(たね)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

()仲間(なかま)との見分け(みわけ)(かた)

()ている黒い(くろい)アゲハチョウがいます。
クロアゲハは、()(じょう)突起(とっき)短く(みじかく)(まち)(ちゅう)でよく()られます。オスは(こう)ばね(ぜん)(えん)白い(しろい)(おび)があります。
オナガアゲハは、ほっそりしており()(じょう)突起(とっき)長く(ながく)腹部(ふくぶ)黒い(くろい)です。山地(さんち)渓流(けいりゅう)沿い(ぞい)雑木林(ぞうきばやし)(はやし)(えん)()られます。オスは(こう)ばね(ぜん)(えん)白い(しろい)(おび)があります。
ジャコウアゲハは、つやがなくほっそりしており、()(じょう)突起(とっき)長く(ながく)腹部(ふくぶ)(あか)っぽいです。(まち)(ちゅう)()られます。オスは(こう)ばね(ぜん)(えん)白い(しろい)(おび)がありません。

()られる散歩道(さんぽみち)