キボシアシナガバチ

茶色っぽい小さなアシナガバチ

  • 木を削り、 唾液でこねて巣の材料にする。
    写真 / 2020.7.24 千葉県習志野市 MasakoT

  • 女王バチ。 ひなたぼっこ。
    茶色の模様がある黒い腹部。
    写真 / 2016.4.6 千葉県習志野市 MasakoT

  • 葉の上で休憩。
    写真 / 2022.10.22 千葉県松戸市 MasakoT

  • 蛹部屋のふたは鮮やかな黄色で、 巣からはみ出している。
    写真 / 2017.7.19 東京都八王子市 MasakoT

  • シュロの葉裏に作られた巣。
    巣の中にいる幼虫の顔が見える。
    写真 / 2012.7.30 千葉県袖ケ浦市 MasakoT

  • 8月下旬、 巣は大きくなる。
    写真 / 2018.8.20 千葉県袖ケ浦市 MasakoT

特徴

全体的に茶色っぽいアシナガバチ。 女王バチは、 樹木の枝や葉の裏に、 4月頃から巣を作り始め、 6月頃に働きバチがあらわれます。 だんだん巣が大きくなり、 夏の終わり頃、 新女王バチとオスバチがあらわれます。
 
大きさ : 体長14~18mm
食べ物 : 幼虫は肉団子 成虫は花の蜜、 幼虫が分泌する栄養物など
成虫が見られる時期 : 4~10月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

気づかず巣に近づくと攻撃してくる場合もありますので注意が必要です。 巣が大きくなる夏は特に注意してください。 アシナガバチを見つけた場合、 網や手で振り払わないようにしましょう。 ハチに刺された場合は、 その場からゆっくり離れ、 刺された箇所を流水で洗い流してください。 息苦しさなど様子がおかしい場合は、 一刻も早く病院で診察を受けてください。