ブチヒゲカメムシ

草地に住むあずき色のきれいなカメムシ

  • あずき色で体全体が白く柔らかい毛でおおわれ、 体の横はシマ模様。
    写真 / 2019.8.22 千葉県船橋市 MasakoT

  • 触角は白と黒のブチ模様。
    写真 / 2023.6.24 千葉県習志野市 MasakoT

  • 小楯板の先端は白色。
    写真 / 2022.8.22 千葉県市川市 MasakoT

  • あまり赤くないのもいる。
    写真 / 2022.9.11 千葉県市川市 MasakoT

  • 成虫と幼虫が集団でオオケタデの汁を吸っている。
    写真 / 2022.9.23 千葉県市川市 MasakoT

  • 横から見ると毛深いのがよくわかる。
    写真 / 2023.10.2 千葉県市川市 MasakoT

  • 裏面は黒い点々がある。
    写真 / 2023.10.2 千葉県市川市 MasakoT

  • 毛深い幼虫。
    写真 / 2017.9.21 千葉県船橋市 MasakoT

  • 毛深い終齢幼虫。
    写真 / 2016.7.20 千葉県船橋市 MasakoT

  • 終齢幼虫。
    写真 / 2023.8.28 千葉県市川市 MasakoT

特徴

体全体が毛におおわれている、 あずき色のカメムシで、 小楯板の先端に白い紋があります。 触角が白と黒のブチになっていることから名づけられました。 日当たりのいい草地や川原で見られます。
 
大きさ : 体長10~14mm
食べ物 : マメ科、 キク科など多くの植物
成虫が見られる時期 : 4~11月(成虫越冬)
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

ブチヒゲカメムシの天敵

ブチヒゲカメムシに寄生バエが卵を産みます。

  • アカヒョウタンハリバエ(体長8~10mm)。
    幼虫はブチヒゲカメムシの体内で育つ。
    写真 / 2020.6.7 千葉県船橋市 MasakoT