カントウタンポポ

関東(かんとう)地方(ちほう)の日本(にっぽん)タンポポ

地表(ちひょう)に広げ(ひろげ)た葉(は)(ロゼット）から茎(くき)をのばして咲く(さく)
写真(しゃしん) / 2022.3.13 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) htanaka
花(はな)の集まり(あつまり)（頭(あたま)花(はな)）を包ん(つつん)で支える(ささえる)部分(ぶぶん)（総(そう)苞(つと)）が反り返ら(そりかえら)ないのが
日本(にっぽん)産(さん)のタンポポの特徴(とくちょう)です。

写真(しゃしん) / 2022.3.13 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) htanaka
日本(にっぽん)タンポポは農村(のうそん)地域(ちいき)に健在(けんざい)
写真(しゃしん) / 2020.3.28 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) htanaka
田んぼ(たんぼ)の畔(ほとり)に生育(せいいく)するカントウタンポポ
写真(しゃしん) / 2020.3.28 茨城(いばらき)県(けん)宝(たから)篋山山麓(さんろく) htanaka
花(はな)が咲く(さく)と一度(いちど)茎(くき)が倒れ(たおれ)て、種子(しゅし)が熟す(じゅくす)のを待つ(まつ)。
写真(しゃしん) / 2022.3.30 茨城(いばらき)県(けん)筑波(つくば)山(さん)山麓(さんろく) htanaka

特徴(とくちょう)

昔(むかし)から春(はる)の黄色い(きいろい)花(はな)の代表(だいひょう)として親しま(したしま)れているタンポポ。日本(にっぽん)には、ほかにカンサイタンポポ、トウカイタンポポ、エゾタンポポなどのご当地(とうち)タンポポがあります。
タンポポは、花びら(はなびら)のように見える(みえる) 1 つ 1 つの小さい(ちいさい)花(はな)がたくさん集り(たかり)、まるくなって花(はな)のように見え(みえ)ます。いくつの花(はな)が集まっ(あつまっ)ているのでしょう？　
1 つ 1 つの花(はな)がパラシュートのような綿毛(わたげ)がついた実に(じつに)なり、風(かぜ)に飛ばさ(とばさ)れて遠く(とおく)で芽生え(めばえ)ます。
都市(とし)周辺(しゅうへん)では帰化(きか)植物(しょくぶつ)のタンポポの仲間(なかま)が増え(ふえ)ています。
　　　　　　　　　

タイプ：キク科(か)の多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ：高(たか)さ10~30cm　
花(はな)の時期(じき)：3~5月(つき)
生育(せいいく)場所(ばしょ)：畑(はたけ)、田んぼ(たんぼ)の畔(ほとり)、道(みち)脇(わき)など
分布(ぶんぷ)：関東(かんとう)、中部(ちゅうぶ)地方(ちほう)東部(とうぶ)

※正確(せいかく)な種(しゅ)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。

見(み)られる散歩道(さんぽみち)

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ