オニノゲシ

トゲトゲだけどおいしい野草(やそう)

黄色い(きいろい)花(はな)（頭(あたま)花(はな)）
葉(は)は基部(きぶ)がまるくて茎(くき)を抱く(いだく)
写真(しゃしん) / 2020.4.16 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) htanaka
冬季(とうき)のロゼット
陽(ひ)だまりでは冬(ふゆ)でも茎(くき)が立ち(たち)花(はな)を咲かせる(さかせる)
写真(しゃしん) / 2022.3.12 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) htanaka
田んぼ(たんぼ)の畔(ほとり)で高く(たかく)伸び(のび)たオニノゲシ
写真(しゃしん) / 2022.4.28 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) htanaka
オニノゲシの実(み)
写真(しゃしん) / 2022.4.28 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) htanaka

特徴(とくちょう)

ノゲシに似(に)て、あらあらしくてトゲがあるので鬼(おに)をつけてオニノゲシです。日本(にっぽん)のみならず全(ぜん)世界(せかい)に広がっ(ひろがっ)ている帰化(きか)植物(しょくぶつ)です。
　
タイプ : キク科(か)の多年草(たねんそう)　
大き(おおき)さ : 高(たか)さ50~100cm　
花(はな)の時期(じき) : 1~12月(つき)（一(いち)年(ねん)中(ちゅう)咲く(さく)）
生育(せいいく)場所(ばしょ) : 道(みち)脇(わき)、畑(はたけ)、空き地(あきち)など
分布(ぶんぷ) : ヨーロッパ原産(げんさん)の帰化(きか)植物(しょくぶつ)　日本(にっぽん)全土(ぜんど)

※正確(せいかく)な種(しゅ)の判定(はんてい)は、形態(けいたい)を細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。

体験(たいけん)・遊び(あそび)

採取(さいしゅ)できる場所(ばしょ)であれば、茎(くき)が立つ(たつ)前(まえ)のロゼット状(じょう)の葉(は)を採っ(とっ)て食べ(たべ)てみてください。ゆでるとシャキシャキしてトゲも気(き)にならず、おいしい野草(やそう)です。おひたしや胡麻和え(ごまあえ)がおすすめです。近(きん)縁(えん)のノゲシも同じ(おなじ)ように食べ(たべ)られます。

日陰(ひかげ)の葉(は)(茎(くき)の葉(は)）が柔らか(やわらか)そうで採っ(とっ)てきた。
写真(しゃしん) / 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) 2022.4.28 htanaka
ゆでて胡麻和え(ごまあえ)に。ちょっと堅かっ(かたかっ)たけど食べ(たべ)られた。
写真(しゃしん) / 茨城(いばらき)県(けん)つくば市(し) 2022.4.28 htanaka

見(み)られる散歩道(さんぽみち)

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ