21世紀の森と広場

オニノゲシ

トゲトゲだけどおいしい野草

  • 黄色い花(頭花)
    葉は基部がまるくて茎を抱く
    写真 / htanaka

  • 冬季のロゼット
    陽だまりでは冬でも茎が立ち花を咲かせる
    写真 / htanaka

  • 田んぼの畔で高く伸びたオニノゲシ
    写真 / htanaka

  • オニノゲシの実
    写真 / htanaka

特徴

ノゲシに似て、 あらあらしくてトゲがあるので鬼をつけてオニノゲシです。 日本のみならず全世界に広がっている帰化植物です。
 
タイプ : キク科の多年草 
大きさ : 高さ50~100cm 
花の時期 : 1~12月(一年中咲く)
生育場所 : 道脇、 畑、 空き地など
分布 : ヨーロッパ原産の帰化植物 日本全土

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

体験・遊び

採取できる場所であれば、 茎が立つ前のロゼット状の葉を採って食べてみてください。 ゆでるとシャキシャキしてトゲも気にならず、 おいしい野草です。 おひたしや胡麻和えがおすすめです。 近縁のノゲシも同じように食べられます。

  • 日陰の葉(茎の葉)が柔らかそうで採ってきた。
    写真 / htanaka

  • ゆでて胡麻和えに。 ちょっと堅かったけど食べられた。
    写真 / htanaka

執筆協力 : 田中ひとみ

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