ホソミオツネントンボ

冬は枝になりきる細身のトンボ

  • 春、 オスは青くなり美しい。
    写真 / 2022.4.22 千葉市若葉区 MasakoT

  • オス。 はねを閉じると、 黒っぽい縁紋が重なる。
    写真 / 2022.4.8 千葉県市川市 MasakoT

  • オス。
    写真 / 2022.4.8 千葉県市川市 MasakoT

  • 美しいオス。
    写真 / 2023.4.12 福岡県太宰府市 MasakoT

  • 越冬中のオス。 枝になりきっている。
    暖かい日にはフワリフワリと飛ぶ。
    写真 / 2022.2.25 千葉県市川市 MasakoT

  • メス。 腹部の先端が膨らみ、 産卵管がある。
    写真 / 2022.3.11 千葉県市川市 MasakoT

  • オス(左)とメス(右)が連結して、 植物に産卵。
    写真 / 2012.4.24 千葉市若葉区 MasakoT

特徴

水草の多い池や湿地などで見られるアオイトトンボの仲間。 トンボにしては珍しく、 成虫で冬を越すので「おつねん」と名づけられました。 冬は枯れ葉色をしており、 春になると青くなりますが、 メスはあまり青くならないものもいます。
 
大きさ : 体長35~42mm
食べ物 : 幼虫はミジンコ、 ボウフラ、 水生昆虫など 成虫は昆虫など
成虫が見られる時期 : 3~12月(成虫越冬。 冬でも気温が上がると活動する。 )
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

オツネントンボに似ています。
ホソミオツネントンボは、 はねを閉じたとき、 前ばねと後ばねの縁紋が重なります。
オツネントンボは、 はねを閉じたとき、 前ばねと後ばねの縁紋が重なりません。

  • 縁紋の重なりと胸の模様の違いで識別