トサカホウオウゴケ

2つの鳥の名を持つコケ

  • 低地から山地の土や岩上に生える。
    10円玉は大きさ比較用。
    写真 / 2022.12.24 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 乾いていると葉をしわくちゃにする。
    ホウオウゴケと違い乾いた場所にも多い。
    写真 / 2023.2.23 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 赤いのは胞子体。
    写真 / 2021.3.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 湿ってると綺麗さが増す。
    写真 / S.Ikeda

  • 乾くと強く縮む。 これは、 表面積を小さくして水が出ていくのを抑えるため。
    写真 / S.Ikeda

  • 1つの茎。
    ホウオウの尾のような姿!
    写真 / S.Ikeda

  • 1枚の葉の全体。
    写真 / S.Ikeda

  • 葉先の拡大。
    小さな鋸歯があり、 中肋は葉先に達する。
    葉のフチは細胞層が薄く、 それにより色も薄くなるのが本種の大きな特徴。
    葉身細胞は丸みがある。
    写真 / S.Ikeda

特徴

林内に多い身近なホウオウゴケの仲間。 葉先付近のフチに肉眼では見えないほどの小さなギザギザ(鋸歯)があり、 これがニワトリの鶏冠(とさか)に例えられました。
 
大きさ : 茎の長さ1~4㎝、 葉の長さ2~4mmほど
観察の時期 : 一年中
生える場所 : 林内の地上や岩上
分布 : 北海道~琉球

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる散歩道