クサグモ

トンネルつきの棚作り職人

  • メス。
    写真 / 2021.7.14 千葉市若葉区 MasakoT

  • お腹が大きいメス。 もうすぐ産卵か?
    写真 / 2022.8.11 千葉県習志野市 MasakoT

  • オス。 触肢(しょくし)の先端がふくらむ。
    写真 / 2020.7.16 千葉県市川市 MasakoT

  • 網の奥にトンネルがあり、 逃げ込む。
    写真 / 2021.7.20 千葉県成田市 MasakoT

  • 多面体の卵のうは8月頃から見られる。
    この中で幼体が冬を越す。
    写真 / 2022.12.16 千葉県市川市 MasakoT

  • 幼体は3月頃に姿をあらわし、 網をはる。
    写真 / 2021.3.15 千葉県習志野市 MasakoT

  • 小さな幼体は頭胸部が赤色で腹部が黒色。
    写真 / 2024.4.26 千葉県習志野市 MasakoT

  • 少し大きくなった幼体。
    ヒゲナガハナノミを捕える。
    写真 / 2023.5.21 横浜市緑区 MasakoT

  • 大きくなった幼体。
    写真 / 2023.6.5 千葉県市川市 MasakoT

  • 雨上がりの網は水滴がつき美しい。
    写真 / 2022.5.6 千葉市中央区 MasakoT

特徴

タナグモの仲間。 樹木や生垣に大きなたな状の網をはるクモで、 ごく普通に見られます。 シート状のたな網の奥はトンネルになっており穴があいています。 外敵に襲われたときは、 ここから逃げることができます。
 
大きさ : 体長メス14~18mm オス12~14mm
食べ物 : 昆虫など
見られる時期 : 3~10月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

コクサグモと似ています。
クサグモは、 出現期が早く、 夏に成体になります。 体はやや大きく、 頭胸部の黒い帯に線はありません。
コクサグモは、 出現期が遅く、 秋に成体になります。 体はやや小さく、 頭胸部の黒い帯に放射状の線があります。