ヒメノキシノブ

ノキシノブを優しくした感じ?

  • ケヤキの幹に着生。
    写真 / 2022.4.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉裏の胞子のう群は小さめで数が少ない。
    写真 / 2022.5.22 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 胞子のう群の拡大。
    葉先は丸いか少し尖る。
    写真 / 2022.4.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 左のノキシノブと比較してみよう。
    ノキシノブの葉は大きめで、 葉先は長く尖る。
    写真 / 2022.10.16 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 胞子のう群の大きさや数も異なる。
    このように並べると違いは明らか。
    写真 / 2022.4.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 根茎は細くて長めで、 間隔あけて葉がつく。
    写真 / S.Ikeda

特徴

幹などに生えるノキシノブの仲間のシダ。 ノキシノブより小さくて葉先が丸めです。 とはいえノキシノブにも似た特徴が現れることがあることがあります。 一番の見分けポイントは根茎で、 本種の根茎は長くはい、 間隔をあけて葉を出します。
 
大きさ : 長さ6㎝ほど
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 山地の幹や岩上
分布 : 日本(北海道, 本州, 四国, 九州, 琉球(徳之島以北)), 朝鮮

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​