サトメシダ

自然豊かな人里に多いシダ

  • 湿った林縁によく生える。
    写真 / 2022.9.27 岩手県西和賀町 S.Ikeda

  • 小さめの葉。
    写真 / 2022.10.13 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 根茎を斜上させて葉を出す。
    写真 / 2022.5.15 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 小羽片。
    左右非対称で鋸歯が少し荒々しい。
    写真 / 2022.7.29 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 胞子のう群はカマ状で脈寄りにつく。
    包膜はフチが細かく裂ける。
    写真 / 2021.6.26 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉柄基部。
    明るい茶色の鱗片が多い。
    写真 / 2022.7.29 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉柄。
    黄緑色で明るい。
    写真 / 2023.4.9 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 新芽。
    ゼンマイのようにグルグル。
    写真 / 2022.7.29 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 前葉体。
    昨年9月に胞子をまいたもの。
    写真 / 2023.7.18 千葉県松戸市(栽培) S.Ikeda

  • 受精して葉を出し始めたもの。
    数年かけて大きな株へと成長する。
    写真 / 2023.11.11 千葉県松戸市(栽培) S.Ikeda

  • 1枚の葉。
    どことなく優しくて厳つい感じがする。
    写真 / S.Ikeda

特徴

里山のような場所でよく見られ、 田んぼ近くの湿った林縁などを好んで生えます。 葉は明るい緑色でみずみずしく、 やや尖り気味に切れ込みます。 包膜のフチが細かく裂けるところもポイントです。
 
葉の長さ : 60cmほど
観察の時期 : 春~秋(夏緑性)
生える場所 : 低地から山地の湿った林縁
分布 : 日本(本州, 四国, 九州), 朝鮮, 中国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる散歩道