コバノヒノキシダ

ヒノキのように細かく切れ込んだ葉

  • 低山の石垣のすき間に多い。
    写真 / 2023.5.7 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 日なたの葉はより黄色い。
    写真 / 2021.3.24 埼玉県寄居町 S.Ikeda

  • 池岸に生えた株。
    一か所から葉を出す。
    写真 / 2022.6.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 表の葉軸の溝中央が隆起する。
    地味ながら本種の大きな特徴。
    写真 / 2023.5.7 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉の切れ込んだ先は尖っている。
    胞子のう群は楕円形。
    写真 / 2023.5.7 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 新芽はゼンマイのように渦巻き。
    葉柄には細く黒っぽい鱗片がある。
    写真 / 2022.4.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 1枚の葉。
    葉は黄緑色っぽい。
    写真 / S.Ikeda

  • 本物のヒノキとの比較。
    写真 / S.Ikeda

特徴

石垣のすき間などによく生えているシダ。 似た仲間がいくつかありますが、 本種は黄緑色っぽいことが多く、 表の葉軸の溝中央が盛り上がります。 名前はより暖かい地域に生えるヒノキシダより小さいことが由来です。 本物のヒノキと比べると…似ているかな?
 
葉の長さ : 10~20cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低山の石垣など
分布 : 本州~九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​