オオタニイノデ (雑種)

アスカとアイアスカの雑種

  • 低地の林内に生える。
    写真 / 2022.7.17 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉先はなだらかに細く伸びる。
    写真 / 2022.7.17 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 大きな切れ込み(羽片)。
    葉は光沢強めの濃緑色。
    写真 / 2022.8.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉上部の胞子のう群。
    フチと脈の中間くらいにつく。
    写真 / 2022.7.17 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉下部の胞子のう群。
    フチ寄りがより明瞭。
    写真 / 2022.7.17 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉柄基部。
    鱗片は暗い茶色。
    やや長くて幅は広め。
    写真 / 2022.8.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉柄上部。
    鱗片は少し幅が広くなるが、 それでも糸のように細い。 フチに不規則な突起があり、 先はややねじれている。
    写真 / 2022.8.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉軸。
    鱗片は毛状。
    写真 / 2022.7.17 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 1か所から生える叢生(そうせい)。
    写真 / 2022.7.17 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 1枚の葉。
    葉は細長くて葉柄は少し長め。
    写真 / S.Ikeda

  • 葉柄基部の鱗片。 中央が栗色の鱗片が混じる。
    栗色の鱗片はアイアスカ~ほど数が多くない。
    写真 / S.Ikeda

  • 葉柄基部の鱗片を取ったもの。
    鋸歯のない全縁で先が少し伸びる。
    写真 / S.Ikeda

  • 1つの胞子のう群の拡大。
    光沢のにぶい発達不良が多い。
    写真 / S.Ikeda

  • 1つの胞子のう群を壊したもの。 この個体のほとんどの胞子のう群中の胞子は正常に発達していなかった。
    写真 / S.Ikeda

  • ごくまれに形が正常なものも混じっていた。
    発芽する可能性がある。
    写真 / S.Ikeda

特徴

アスカイノデアイアスカイノデの雑種と推定されているシダです。 アスカイノデが関東に多いので、 本雑種も関東によく見られます。 和名のオオタニは人名に由来します。
 
大きさ : 長さ80cmくらい
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低地の林内
分布 : 日本(本州)

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる散歩道