アイアスカイノデ

アイ((ごう))だけど雑種(ざっしゅ)ではないのですよ

  • 低地(ていち)林内(りんない)によく()られる。
    ()(いち)か所(かしょ)から斜め(ななめ)出る(でる)
    写真(しゃしん) / 2021.4.28 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • 切れ込み(きれこみ)(()(かた))は濃い(こい)緑色(りょくしょく)
    写真(しゃしん) / 2022.8.4 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • ()上部(じょうぶ)
    胞子(ほうし)のう(ぐん)はフチ寄り(より)につく。
    (ただし、()上部(じょうぶ)では()中心(ちゅうしん)(みゃく)とフチの中間(ちゅうかん)近く(ちかく)につくことも多い(おおい))
    写真(しゃしん) / 2022.8.4 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • ()下部(かぶ)
    胞子(ほうし)のう(ぐん)はフチ寄り(より)
    写真(しゃしん) / 2022.8.4 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • 葉柄(ようへい)基部(きぶ)
    鱗片(りんぺん)細め(ほそめ)中心(ちゅうしん)栗色(くりいろ)になる。
    写真(しゃしん) / 2022.8.4 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • 葉柄(ようへい)上部(じょうぶ)
    鱗片(りんぺん)のフチには突起(とっき)がある。
    写真(しゃしん) / 2022.8.4 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • ()(じく)
    鱗片(りんぺん)()のように細い(ほそい)
    写真(しゃしん) / 2022.8.4 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • 新芽(しんめ)
    写真(しゃしん) / 2023.3.18 千葉(ちば)(けん)松戸(まつど)() S.Ikeda

  • 1(まい)()
    葉柄(ようへい)長い(ながい)のが1つの特徴(とくちょう)
    ()(さき)細長く(ほそながく)伸びる(のびる)
    写真(しゃしん) / S.Ikeda

特徴(とくちょう)

低地(ていち)でもよく()られるイノデの仲間(なかま)のシダです。アイ((ごう))という名前(なまえ)からアスカイノデ(なに)かの雑種(ざっしゅ)かと間違え(まちがえ)そうですが、れっきとした独立(どくりつ)(しゅ)です。
写真(しゃしん)個体(こたい)胞子(ほうし)(けん)(きょう)済み(ずみ)です。
 
大き(おおき)さ:およそ80cmくらい
観察(かんさつ)時期(じき)一年中(いちねんじゅう)(常緑(じょうりょく)(せい))
生える(はえる)場所(ばしょ)(てい)(やま)林内(りんない)
分布(ぶんぷ)日本(にっぽん)(本州(ほんしゅう), 四国(しこく), 九州(きゅうしゅう)), 朝鮮(ちょうせん)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

()仲間(なかま)との見分け(みわけ)(かた)

イノデ()(はば)広め(ひろめ)葉柄(ようへい)基部(きぶ)鱗片(りんぺん)幅広く(はばひろく)全体(ぜんたい)茶色(ちゃいろ)胞子(ほうし)のう(ぐん)()中心(ちゅうしん)とフチの中間(ちゅうかん)につく。
アスカイノデ関東(かんとう)多い(おおい)鱗片(りんぺん)がよくねじれ、フチに突起(とっき)がない。栗色(くりいろ)鱗片(りんぺん)はあってもわずか。胞子(ほうし)のう(ぐん)()中心(ちゅうしん)とフチの中間(ちゅうかん)につく。