ヤマユリ

夏の花の王様にふさわしい

  • 明るい林内や林縁、 草原などで白い大きな花が目立つ。
    写真 / 2022.6.26 茨城県豊里ゆかりの森 htananka

  • 葉は互生し柄があり、 草丈は1m以上になる。
    発芽から花が咲くまで5年以上かかる。
    写真 / 2012.8.12 茨城県筑波山 htananka

  • 花被片の内側には毛のような突起があり、
    それが赤紫色で斑点状に見える。
    写真 / 2022.6.26 茨城県豊里ゆかりの森 htananka

  • 褐色の花粉は服につくと色が付着して落ちない。
    写真 / 2022.6.26 茨城県豊里ゆかりの森 htananka

  • 雄しべは開出し、 花被片は先が反り返る。
    写真 / 2019.8.10 茨城県筑波山 htananka

  • 花が咲くと重さで茎がしなる。
    写真 / 2019.8.10 茨城県筑波山 htananka

  • 花は1~数個、 多い時には20個も咲くことがある。
    写真 / 2019.7.19 茨城県石岡市 ramunos

  • 林縁に咲くヤマユリ
    写真 / 2019.7.19 茨城県石岡市 ramunos

  • 写真 / 2019.7.19 茨城県石岡市 ramunos

  • 写真 / 2019.7.19 茨城県石岡市 ramunos

特徴

日本特産の大型のユリで、 咲くと強い芳香を放ち、 庭や公園にもよく植えられています。 地下の鱗茎は「ゆり根」として食用にされます。
花被片(花びらとがく、 同じ色で同じ大きさ)は6枚で白く大きく、 中央に黄色い筋があり、 赤色の斑点があります。
各地で地名をつけてヨシノユリ(吉野百合)、 エイザンユリ(叡山百合)などとも呼ばれて親しまれています。
  
タイプ : ユリ科の多年草
大きさ : 高さ 100-150cm、 花被片10-18cm
花の時期 : 7-8月
生育場所 : 山地~丘陵
分布 : 本州(近畿以北)

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

執筆協力 : 田中ひとみ