フモトシダ

山の麓(ふもと)に多い

  • 三角形のような外形をしている。
    根茎は長くはう。
    写真 / 2021.3.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 中型の若めの葉。
    先の色が明るいのは若い名残。
    写真 / 2022.7.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 刈り取られた影響を受けた小さめの葉。
    別種かと疑ってしまう容姿。
    写真 / 2021.8.11 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 大きな切れ込み(羽片)。
    近縁種は羽片の切れ込みがより細かい。
    写真 / 2022.7.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉裏。 包膜はポケットのような形で独特。
    身近な他のシダとは大きく異なる。
    写真 / 2022.7.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉の表には毛が少ない。
    葉軸には毛が多い。
    写真 / 2022.7.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉柄基部にも毛はある。
    鱗片は無い。
    写真 / 2022.7.18 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 若葉は渦巻き。 毛が目立つ。
    写真 / 2022.4.6 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 1枚の葉。
    毛の量には個体差がある。
    特に多いものは品種ケブカフモトシダという。
    写真 / S.Ikeda

特徴

暖かい地域の麓(ふもと)のような低地に多いシダです。 全体毛が多く、 葉の質感は独特で、 包膜の形もポケット状と変わっていることから見分けやすいです。 ただし、 近縁種とは雑種も作ります。
 
大きさ : 60cmくらい
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生育場所 : 低山の林内
分布 : 本州~琉球

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​