マイマイガ

大発生を繰り返すガ

  • 産卵中のメス。 1個の卵塊(らんかい)には100個以上の卵があり、 毛でおおわれている。
    写真 / 2020.7.9 千葉県船橋市 MasakoT

  • メスは白っぽく触角は糸状。
    産卵は数夜にわたる。
    写真 / 2014.7.22 千葉市若葉区 MasakoT

  • オスは茶褐色で触角は羽毛のようにフサフサ。
    写真 / 2022.710 千葉県船橋市 MasakoT

  • まとめて産みつけられた卵塊。
    いくつあるのか⁉
    写真 / 2020.8.4 山梨県北杜市 MasakoT

  • 卵のうからふ化したばかりの幼虫。
    1齢幼虫は毒の毛をもつ。
    写真 / 2023.4.5 千葉市若葉区 MasakoT

  • ふ化したばかりの1齢幼虫。
    写真 / 2024.4.7 千葉県習志野市 MasakoT

  • 若い幼虫。 糸を吐いて、 その糸でぶらさがって風にのって移動する。 別名ブランコケムシ。
    写真 / 2020.4.19 千葉県習志野市 MasakoT

  • 大きくなった幼虫。 青と赤のボタンをつけているよう。 パンダ顔。 終齢幼虫は55~70mm。
    写真 / 2019.5.16 千葉県習志野市 MasakoT

  • 幼虫。
    写真 / 2024.6.11 札幌市豊平区 MasakoT

  • ブルーシートに作られた蛹。
    葉の中で簡単な繭を作り、 蛹になることが多い。
    写真 / 2020.6.21 千葉県君津市 MasakoT

特徴

ドクガの仲間。 オスは飛びまわりますが、 メスはあまり飛ぶことはなく、 木の幹などでじっとしています。 大発生を繰り返し、 幼虫はさまざまな葉を食べつくします。 オスがひらひら飛び回る姿から「舞舞蛾」と名づけられました。
  
大きさ : 開張メス約60~80mm オス40~60mm
食べ物 : 幼虫は様々な種類の針葉樹、 広葉樹の葉 成虫は口が退化し何も食べない
成虫が見られる時期 : 7~9月
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

注意点

ドクガの仲間ですが、 毒があるのは1齢幼虫だけです。 1齢幼虫には毒針毛(どくしんもう)があり、 さわると皮膚炎になりますので、 さわらないよう注意してください。 卵、 2齢幼虫以降の幼虫、 繭、 成虫には毒はありません。