コマツヨイグサ

こぶりだけど、 とりわけ元気に分布拡大中

  • 黄色い花はメマツヨイグサより小さく、 葉が切れ込むのが特徴
    写真 / 2022.6.24 茨城県つくば市 htanaka

  • 花びらは4枚、 雄しべは8本、 柱頭の先は4つに分かれる。
    咲くのは夕方遅くなってから。 雨の日などは昼間でも花が見られる。
    写真 / 2022.6.17 茨城県つくば市 htanaka

  • 茎は株元近くでよく枝分かれして、 斜上したり、 地面を這ったりする
    写真 / 2022.6.24 茨城県つくば市 htanaka

  • 長いがく片は4枚で反り返るが、 がく筒より短い。
    がく筒の下に子房(果実になる部分)がある。
    茎にはあらい開出毛が目立つ。
    写真 / 2022.6.24 茨城県つくば市 htanaka

  • 夕方から開花します。

  • 開いたばかりの花。 まだ花びらにしわが多い。
    写真 / 2022.7.27 茨城県つくば市 htanaka

  • 花はしおれると黄赤色になる。
    がく筒やがく片にもあらい毛がある。
    写真 / 2022.6.24 茨城県つくば市 htanaka

  • 花ががく筒ごと落ちると果実が大きくなる。
    写真 / 2022.6.26 茨城県つくば市 htanaka

  • 実が熟して乾くと4裂して種子を出す。
    写真 / 2022.7.23 茨城県つくば市 htanaka

特徴

マツヨイグサの中では花が小さく、 草丈も低くて地面をはう様に広がります。 草丈が高くなるメマツヨイグサとちがって、 葉が羽状に切れ込むので見分けられます。
1910年代ころ日本に入り、 急激に分布を拡大し続けています。 外来生物法で要注意外来種に指定されました。

  
タイプ : アカバナ科の越年草 
大きさ : 高さ20~60cm 花の径2~3cm
花の時期 : 6~8月
生育場所 : 道端、 空き地、 畑、 河原、 砂丘など 乾いた場所
分布 : 北米原産の帰化植物 本州~九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

体験・遊び

メマツヨイグサと同じように食べられます。

執筆協力 : 田中ひとみ