メマツヨイグサ

夕方に咲く背の高いマツヨイグサ

  • 早朝の散歩で見つけたメマツヨイグサの花。 日が高くなるとしぼんでしまう。
    写真 / 2022.7.21 茨城県つくば市 htanaka

  • 田んぼの脇に旺盛に生育
    写真 / 2022.7.21 茨城県つくば市 htanaka

  • 黄色い花びらが4枚。 雄しべは8本。
    写真 / 2022.7.21 茨城県つくば市 htanaka

  • 葉は大きく鋸歯があり、 中央脈が赤っぽいことも多い
    写真 / 2022.7.21 茨城県つくば市 htanaka

  • 若い果実
    写真 / 2022.7.21 茨城県つくば市 htanaka

  • マメコガネが花粉を食べていた
    写真 / 2022.7.21 茨城県つくば市 htanaka

  • 夕方5時ころの様子。 薄暗くならないと咲かない。
    写真 / 2022.7.20 茨城県つくば市 htanaka

  • ロゼットで越冬する
    写真 / 2020.3.12 茨城県つくば市 htanaka

特徴

夕方に開花して、 翌日にはしぼんでしまいます。 しぼんだ花は赤くならず、 近縁のマツヨイグサと見分けられます。
メマツヨイグサの花は大きさや形に変化があり、 花びらが離れているものをアレチマツヨイグサと呼ぶこともありますが、 境界がはっきりしません。 草丈1mを超えて旺盛に繁茂し、 耕作放棄地を埋め尽くすこともあります。
近年、 分布を急拡大しているコマツヨイグサが畑地や市街地周辺で増えています。

  
タイプ : アカバナ科マツヨイグサ属の越年草 
大きさ : 高さ100cm以上 花の径3~5cm
花の時期 : 6~8月
生育場所 : 道端、 空き地、 河原など
分布 : 北米原産の帰化植物 日本全土

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

体験・遊び

マツヨイグサの仲間は欧米では園芸用、 食用、 薬用として盛んに用いられているそうです。 花を摘んでそのままエディブルフラワーとしてサラダにしたり、 柔らかい枝先の葉をゆでて、 おひたしや酢の物にして食べることができます。 コマツヨイグサも同じように食べることができます。

  • メマツヨイグサの野草料理
    左側 : 摘んだ花を洗ってそのまま付け合わせに
    右側 : 枝先の柔らかい部分を摘んでゆでて、 酢味噌あえに

執筆協力 : 田中ひとみ