那須高原(なすこうげん)VC

コバギボウシ

つぼみの(かたち)()由来(ゆらい)

  • (はな)()(へん)は6、 内側(うちがわ)濃い(こい)紫色(むらさきいろ)のすじが目立つ(めだつ)
    雄しべ(おしべ)は6(ほん)雌しべ(めしべ)は1(ほん)(はな)(そと)長く(ながく)突き出る(つきでる)
    写真(しゃしん) / MayaN

  • (はし)欄干(らんかん)にある擬宝珠(ぎぼし)()たつぼみの(かたち)()由来(ゆらい)
    写真(しゃしん) / MayaN

  • 紫色(むらさきいろ)のすじは(はな)(おく)消え(きえ)ていて、 (はな)中心(ちゅうしん)白く(しろく)見え(みえ)昆虫(こんちゅう)へのガイドとなっている。 (つと)緑色(りょくしょく)小さく(ちいさく)目立た(めだた)ない。
    写真(しゃしん) / htanaka

  • ()多数(たすう)()生し(なし)(はす)(じょう)する。 葉脈(ようみゃく)凹ん(へこん)目立つ(めだつ)
    写真(しゃしん) / htanaka

  • ()(はば)狭い(せまい)個体(こたい)(はな)(いろ)()(かたち)には変異(へんい)がある。
    写真(しゃしん) / htanaka

  • めずらしい(しろ)(はな)があった。
    写真(しゃしん) / htanaka

  • (よこ)にはう根茎(こんけい)(かぶ)増やす(ふやす)ので生育(せいいく)環境(かんきょう)がよいと群生(ぐんせい)することも多い(おおい)
    写真(しゃしん) / htanaka

  • 果実(かじつ)は蒴果で(なが)(やく)3㎝。
    写真(しゃしん) / htanaka

  • 果実(かじつ)熟し(じゅくし)乾燥(かんそう)すると3裂する。 (なか)大きな(おおきな)(つばさ)のある黒色(こくしょく)種子(しゅし)多数(たすう)詰まっ(つまっ)ている。
    写真(しゃしん) / htanaka

  • コバギボウシの種子(しゅし)
    写真(しゃしん) / htanaka

特徴(とくちょう)

つぼみの(かたち)(はし)欄干(らんかん)につけられる擬宝珠(ぎぼし)(ギボシ)に()ていて、 オオバギボウシに対して(にたいして)()小さい(ちいさい)ことから(しょう)()擬宝珠(ぎぼし)(コバギボウシ)となりました。
(はな)(あわ)紫色(むらさきいろ)濃紫(こむらさき)(しょく)で、 内側(うちがわ)濃い(こい)(いろ)のすじが目立ち(めだち)ます。 (あさ)咲い(さい)(はな)は1(にち)(はな)で、 夕方(ゆうがた)にはしぼんでしまいます。
  
タイプ : キジカクシ()(きゅう)ユリ())の多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ : (たか)さ 30-45cm、 (はな)(なが)さ4~5cm
(はな)時期(じき) : 7-8(つき)
生育(せいいく)場所(ばしょ) : 日当たり(ひあたり)のよい湿地(しっち)湿っ(しめっ)草地(くさち)疎林(そりん)(ない)
分布(ぶんぷ) : 北海道(ほっかいどう)九州(きゅうしゅう)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

よく()植物(しょくぶつ)

全体(ぜんたい)大型(おおがた)で、 ()大きい(おおきい)オオバギボウシが、 北海道(ほっかいどう)(南西(なんせい)())~本州(ほんしゅう)山地(さんち)分布(ぶんぷ)しています。

コバギボウシの()られるスポット

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ

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