コジャノメ

薄暗い所が好きな目玉模様があるチョウ

  • 黒っぽく地味な色。 白い帯と目玉模様がある。
    写真 / 2022.4.25 千葉市若葉区 MasakoT

  • 葉によくとまる。
    写真 / 2019.5.9 千葉県君津市 MasakoT

  • 夏型。 目玉模様の紋が目立つ。
    写真 / 2017.9.19 千葉県市川市 MasakoT

  • 表ばねにも紋がある。
    写真 / 2018.6.22 東京都八王子市 MasakoT

特徴

タテハチョウの仲間。 平地から低山地の薄暗い林や林縁を低く飛び、 葉によくとまります。 森林周辺で見られ、 都市部では見られません。 花にやって来ることはほとんどなく、 熟した果実、 獣ふん、 樹液などにやって来ます。 幼虫越冬。 (MT)
  
大きさ : 開張40~50mm
食べ物 : 幼虫はイネ科植物(アシボソ、 チヂミザサ、 ススキなど)の葉 成虫は樹液、 獣のフン、 熟した果実など
成虫が見られる時期 : 4~10月
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

よく似たチョウに、 ヒメジャノメがいます。
ヒメジャノメは、 はねの色は明るく、 明るい環境を好みます。 白い帯は黄色みをおびます。
コジャノメは、 はねの色は暗く、 薄暗い環境を好みます。 白い帯は紫かがります。

  • 裏ばねの紋の違い

  • 表ばねの紋の違い