津久井湖城山公園
ヤブマオ
The雑草みたいな身近な草!だけど…
特徴
路傍の草地に多い多年草です。 和名は藪に生えることと、 カラムシの別名のマオに由来します。 葉はよくある草っぽい姿で花も穂状で目立たない、 いわゆる”雑草”みたいな姿をしています。 しかし、 茎からは良質な繊維がとれ、 これを用いて布や紙などを作っていたことから、 人々の生活と古くは密接した関係があった植物だったのです。
タイプ : イラクサ科の多年草
大きさ : 高さ 50-100cm、 花の長さ約2mm
花の時期 : 7-9月
生育場所 : 路傍の林縁
分布 : 北海道~九州
※正確な種の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。
執筆協力 : 田中ひとみ