クサキリ

草むらに住む、 頭が丸いキリギリスの仲間

  • 褐色型。
    写真 / 2017.8.18 千葉県市川市 MasakoT

  • 緑色型。 後あしの脛節(けいせつ)は黒っぽい。
    写真 / 2022.8.15 千葉市若葉区 MasakoT

  • メスは長めの産卵管がある。
    写真 / 2022.8.15 千葉市若葉区 MasakoT

  • 頭の先はとがらない。
    写真 / 2022.8.15 千葉市若葉区 MasakoT

  • 幼虫。
    写真 / 2021.7.14 千葉市若葉区 MasakoT

特徴

後あしが長いキリギリスの仲間で、 緑色型と褐色型がいます。 メスは長めの産卵管をもち、 イネ科植物の根際などに産卵します。 卵で越冬し、 初夏にふ化します。 鳴き声は「ジーーー」。 (MT)

 
大きさ : 全長37~47mm
食べ物 : 雑食(イネ科植物や昆虫などを食べる)
成虫が見られる時期 : 7~10月
分布 : 本州、 四国、 九州

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

似た仲間との見分け方

クビキリギスと似ています。
クビキリギスは頭の先がとがり、 大アゴがオレンジ色です。
クサキリは頭に丸みがありとがらず、 大アゴは黄色です。
山には、 はねの先がとがるヒメクサキリがいます。

見られる散歩道