亀戸中央公園

ヤママユ

繭から糸をとる、 野生のお蚕様

  • メス。 4枚のはねに1つずつ目玉模様の紋。
    写真 / MasakoT

  • 大きなお腹のメス。
    口が退化しており、 飲まず食わずで卵を産む。
    写真 / MasakoT

  • 明かりにやって来た黄色いタイプ。
    写真 / MasakoT

  • 明かりにやって来た茶色のタイプ
    写真 / MasakoT

  • 昼間はじっとしており、 はねの裏側がよく見える。
    写真 / MasakoT

  • 若齢幼虫。
    写真 / MasakoT

  • 幼虫。 鮮やかな黄緑色に変身。
    腹脚でつかむ力が強いので無理にはがさないで!
    写真 / MasakoT

  • 冬、 繭は枝についたままだったり、 地面に落ちていたりする。 繭の中はからっぽ。
    写真 / MasakoT

特徴

夏~初秋にあらわれる大きなガ。 ヤママユガ、 テンサンとも呼ばれます。 雑木林など自然豊かなところで見られ、 街中にはいません。 はねの色は黄色、 赤褐色、 暗褐色など変異に富みます。
 
大きさ : 開張115~150mm
食べ物 : 幼虫はブナ科植物(クヌギ、 コナラ、 クリ、 カシなど)の葉
成虫が見られる時期 : 8~10月
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

繊維のダイヤモンド

緑色の繭から糸をとることができ、 糸は「天蚕糸(てぐす・てんさんし)」「ワイルドシルク」と呼ばれ、 とても貴重なものです。 淡い緑色で優美な光沢があります。

見られる木

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