イヌショウマ

(はやし)(なか)白い(しろい)ブラシ

  • ()()小さい(ちいさい)(はな)細長い(ほそながい)花穂(かすい)につく。
    写真(しゃしん) / 2017.9.15 千葉(ちば)(けん)(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) SogaToshio

  • (はな)(した)から(うえ)咲い(さい)ていく。つぼみは丸く(まるく)淡紅(あわべに)(しょく)帯びる(おびる)
    写真(しゃしん) / 2017.9.20 千葉(ちば)(けん)(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) SogaToshio

  • 白い(しろい)花弁(はなびら)とがく(へん)早く(はやく)落ち(おち)て、白い(しろい)多数(たすう)雄しべ(おしべ)残る(のこる)
    中央(ちゅうおう)雌しべ(めしべ)が1(ほん)ある。
    写真(しゃしん) / 2016.9.14 千葉(ちば)(けん)(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) SogaToshio

  • (くき)()はなく、()生葉(いくは)多数(たすう)ある。
    写真(しゃしん) / 2017.9.3 茨城(いばらき)(けん)雪入(ゆきいり)(さん) htanaka

  • ()生葉(いくは)はふつう2(かい)3()複葉(ふくよう)
    写真(しゃしん) / 2020.9.6 茨城(いばらき)(けん)筑波(つくば)(さん) htanaka

  • ()はやや厚手(あつで)でゴワゴワしている。(しょう)()には大きく(おおきく)不ぞろい(ふぞろい)鋸歯(きょし)がある。
    写真(しゃしん) / 2017.9.30 千葉(ちば)(けん)(いずみ)自然(しぜん)公園(こうえん) SogaToshio

  • (くき)下部(かぶ)(ぶん)(えだ)して多数(たすう)花穂(かすい)をつける個体(こたい)多い(おおい)
    写真(しゃしん) / 2022.9.4 茨城(いばらき)(けん)筑波(つくば)(さん) htanaka

特徴(とくちょう)

(あき)のはじめ(ごろ)に、(はやし)(なか)白い(しろい)ブラシのような(はな)咲き(さき)はじめます。漢方薬(かんぽうやく)食用(しょくよう)になるサラシナショウマ()ていますが、利用(りよう)価値(かち)がないという意味(いみ)でイヌショウマと名付け(なづけ)られたと言わ(いわ)れています。(はな)()がないのがサラシナショウマとの大きな(おおきな)違い(ちがい)です。(HT)
  
タイプ:キンポウゲ()サラシナショウマ(ぞく)多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ:(たか)さ60-90cm、(しょう)()(なが)さ 6-10cm
(はな)時期(じき):8-9(つき)
生育(せいいく)場所(ばしょ)山地(さんち)林内(りんない)
分布(ぶんぷ)本州(ほんしゅう)関東(かんとう)近畿(きんき)暖帯(だんたい)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。​

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ