ヒトヨタケ

溶けて胞子を分散するこのこ。

  • トキワハゼと一緒に生えるヒトヨタケ。
    写真 / 2022.5.26 栃木県日光市 大作晃一

  • ウッドチップをまいた遊歩道わきに生えた。
    写真 / 2022.10.21 千葉県柏市 大作晃一

  • キャンプ場にたくさん生えた。
    写真 / 2006.10.20 新潟県妙高市 大作晃一

  • 柄に不完全なつばがある。
    写真 / 2006.10.20 新潟県妙高市 大作晃一

  • 傘の表面は綿毛状。
    写真 / 2006.10.20 新潟県妙高市 大作晃一

  • ひだは白色、 胞子が成熟していくと黒くなる。
    写真 / 2006.10.20 新潟県妙高市 大作晃一

  • 傘は開くとひだが液化する。
    写真 / 2006.10.20 新潟県妙高市 大作晃一

特徴

傘を開くとひだを液化させ、 一晩で傘が消えてしまいます。 黒いインクのように胞子を含んだ液をたらします。 黒い胞子はまるでサングラスのように有害な紫外線を防ぎます。 そして胞子の寿命をのばすことができます。
 
大きさ : 傘の直径は5~8cm
生えてる時期 : 春~秋
生える場所 : 公園や畑。

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

ひだを液化させるきのこ

ナヨタケ科のヒメヒトヨタケ属のヒヨトタケ。
ナヨタケ科のキララタケ属のキララタケコキララタケイヌセンボンタケ

ハラタケ科のササクレヒトヨタケ属のササクレヒトヨタケ

きのこの注意点

食用きのこの種類がわかるようになるには、 正しい知識と十分な経験が必要です。 確実にわからないきのこは食べないでください。 中毒して死ぬこともあります。

見られる散歩道