ホソバオキナゴケ

おじいさんの白髪のようなコケ

  • マット状に生えている。
    乾いていると特に白っぽい。 まさに白髪。
    写真 / 2023.2.26 神奈川県横浜市 S.Ikeda

  • さわるとフカフカで気持ちいい。
    湿っていると緑っぽい。
    写真 / 2022.5.3 東京都八王子市 S.Ikeda

  • スギの根元付近によく見られる。
    写真 / 2022.3.31 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • たくさんの茎が合わさって生えている。
    写真 / S.Ikeda

  • 1つの茎と葉。
    写真 / S.Ikeda

  • 1枚の葉。 この葉は細め。
    図鑑ではより太めとされることが多い。
    写真 / S.Ikeda

  • 茎の断面。 似たアラハシラガゴケは中央に中心束とよばれるつくりがある。
    写真 / S.Ikeda

特徴

林内の土上やスギの根元近くによく生えている翁(おきな : おじいさんのこと)の白髪ようなコケ。 園芸の世界では似た種と合わせて「山苔(ヤマゴケ)」といわれ、 よく盆栽などに用いられています。
 
大きさ : 茎の高さ2~3cm、 葉3~4mm
観察の時期 : 一年中
生える場所 : 林内の土上や針葉樹の根元など
分布 : 北海道~琉球

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​