津久井湖城山公園

シラヤマギク

せいたかのっぽで控えめな白い野菊

  • 茎の上部で枝分かれして、 先端に白い花が咲く。
    写真 / SogaToshio

  • 白い舌状花は4~9個でまばらにつく。 舌状花は雌性花で雌しべだけがある。
    写真 / SogaToshio

  • 中心部の筒状花は、 はじめ黄色で、 その後白っぽくなり、 両性花で、 雌しべの下部を葯が包む。
    写真 / htanaka

  • 草丈が高くなり、 1mを超えることもある。 茎や葉にざらざらした毛が密集している。
    写真 / MayaN

  • 長い柄のある大きな葉がつく。 根出葉や下部の葉には有翼の葉柄がある。
    写真 / MayaN

特徴

秋に山で咲く白い野菊で、 背が高くなります。 よく似たシロヨメナより白い花びら(舌状花)が少なめで控えめな感じがします。 葉が大きくてざらざらしているのが特徴です。
  
タイプ : キク科シオン属の多年草
大きさ : 高さ 50-100cm、 頭花の径18-24mm、 根生葉長さ6-20cm
花の時期 : 8-10月
生育場所 : 山地の乾いた草原、 道ばたに普通
分布 : 北海道~九州 朝鮮半島、 中国、 ウスリー、 アムール

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

執筆協力 : 田中ひとみ

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