ノコンギク

(あき)野山(のやま)でよく見る(みる)薄紫(うすむらさき)野菊(のぎく)

  • (はな)(いろ)普通(ふつう)うすい(あお)紫色(むらさきいろ)だが、 (しろ)近い(ちかい)ものなど変異(へんい)多い(おおい)。 つぼみの(ほう)が、 花色(はないろ)確認(かくにん)しやすい。
    写真(しゃしん) / 202211.20 茨城(いばらき)(けん)筑波(つくば)(さん) htanaka

  • 薄紫(うすむらさき)(しょく)(した)(じょう)(はな)(いち)(じゅう)で、 中心(ちゅうしん)()黄色(きいろ)(つつ)(じょう)(はな)集まっ(あつまっ)ている。
    写真(しゃしん) / 2022.10.16 茨城(いばらき)(けん)筑波(つくば)(さん) htanaka

  • ()は、 両面(りょうめん)(たん)()があり触る(さわる)とざらつく。 鋸歯(きょし)前側(まえがわ)中軸(ちゅうじく)に対して(にたいして)直角(ちょっかく)近く(ちかく)なるのが特徴(とくちょう)だが、 変化(へんか)多い(おおい)
    写真(しゃしん) / 2022.11.20 茨城(いばらき)(けん)筑波(つくば)(さん) htanaka

  • (かんむり)()長く(ながく)(きん)(えん)野菊(のぎく)との識別(しきべつ)(てん)となる。
    写真(しゃしん) / 2018.11.25 茨城(いばらき)(けん)加波山(かばさん) htanaka

  • 日当り(ひあたり)がいい場所(ばしょ)では、 高く(たかく)伸び(のび)多数(たすう)(ぶん)(えだ)し、 倒伏(とうふく)することもある。
    写真(しゃしん) / 2022.11.2 茨城(いばらき)(けん)筑波(つくば)実験(じっけん)植物(しょくぶつ)(えん) htanaka

  • 地下茎(ちかけい)(よこ)這っ(はっ)てよく増え(ふえ)群生(ぐんせい)することも多い(おおい)
    写真(しゃしん) / 2022.10.16 茨城(いばらき)(けん)筑波(つくば)(さん) htanaka

特徴(とくちょう)

紫色(むらさきいろ)濃い(こい)コンギク((こん)(きく)に対して(にたいして)()咲く(さく)のでノコンギク(()(こん)(きく))です。 古く(ふるく)野生(やせい)のノコンギクから紫色(むらさきいろ)濃い(こい)ものを選ん(えらん)観賞(かんしょう)(よう)栽培(さいばい)し、 コンギクとしました。 ノコンギクは(むかし)から(あき)(はな)として親しま(したしま)れてきた(はな)です。 (HT)
  
タイプ : キク()シオン(ぞく)多年草(たねんそう)
大き(おおき)さ : (たか)さ50-100cm、 ()(なが)さ 6-12cm、 (はな)の径約2.5㎝
(はな)時期(じき) : 8-11(つき)
生育(せいいく)場所(ばしょ) : 山野(さんや)普通(ふつう)
分布(ぶんぷ) : 本州(ほんしゅう)九州(きゅうしゅう)暖帯(だんたい)温帯(おんたい)

正確(せいかく)(しゅ)判定(はんてい)は、 形態(けいたい)細部(さいぶ)まで見る(みる)必要(ひつよう)があります。 ​

よく()植物(しょくぶつ)

(あき)咲く(さく)薄紫(うすむらさき)(しょく)野菊(のぎく)には、 ほかにユウガギク、 カントウヨメナなどがあり、 ノコンギクによく()ています。 果実(かじつ)(かんむり)()(なが)さが識別(しきべつ)(てん)になります。

執筆(しっぴつ)協力(きょうりょく) : 田中(たなか)ひとみ