ケゼニゴケ

毛に注目しよう!

  • 水の滴る場所に多い。
    写真 / 2022.10.11 千葉市若葉区 S.Ikeda

  • 斜面に生えている。
    水路沿いにも多い。
    写真 / 2022.10.11 千葉市若葉区 S.Ikeda

  • 葉状体には空気を入れ替えるための気室があり、 表面に薄く亀甲模様として入る。
    写真 / 2022.10.11 千葉市若葉区 S.Ikeda

  • 生殖器官の雌器床と雄器床は円盤のような形。
    雌器床は全体に毛がある。
    雄器床はフチにしか毛がない。
    写真 / 2022.12.24 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉状体(ようじょうたい)の表側。
    湿った状態。
    写真 / S.Ikeda

  • 葉状体(ようじょうたい)の表側。
    乾いた状態。
    写真 / S.Ikeda

  • 裏側。 茶色っぽいものは仮根(かこん)。
    写真 / S.Ikeda

特徴

日陰の湿った土上によく見られる黒っぽい色をした平べったいコケ。 雌器床(しきしょう)や雄器床(ゆうきしょう)に毛がある姿が大きな特徴で、 それぞれで毛の生え方が異なっています。
 
大きさ : 3~15cm、 幅1~2cm
観察の時期 : 一年中
生える場所 : 湿った土上や岩場
分布 : 北海道~琉球

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​