チャバネフユエダシャク

冬に登場!メスは白黒の体で個性的

  • オス。 茶色のはねに線がある。
    写真 / 2023.1.23 東京都渋谷区 MasakoT

  • オス。 前ばねの先は丸みがある。
    写真 / 2014.12.18 千葉市若葉区 MasakoT

  • オス。 明かりにやって来る。
    写真 / 2022.1.13 東京都渋谷区 MasakoT

  • オス。 はねの模様はいろいろ。
    写真 / 2025.1.13 千葉県市川市 MasakoT

  • オス。 後ばねは淡い色。
    写真 / 2025.1.13 千葉県市川市 MasakoT

  • オス。 裏側。
    写真 / 2023.1.23 東京都渋谷区 MasakoT

  • メス。 白い体に黒い紋があり、 「ホルスタイン」と呼ばれる。
    写真 / 2023.1.9 千葉市若葉区 MasakoT

  • メスは、 あしが長い。
    写真 / 2023.1.9 千葉市若葉区 MasakoT

  • 幼虫は早春に登場。 頭部は赤褐色、 体は背中が茶色で腹面は黄色。
    写真 / 2020.4.21 千葉県習志野市 MasakoT

  • 幼虫。 前あしを持ち上げ、 得意のポーズ。
    写真 / 2018.4.21 千葉県佐倉市 MasakoT

  • 手すりのすき間に産みつけられた卵。
    写真 / 2023.1.30 千葉市稲毛区 MasakoT

特徴

晩秋から初冬に現れるフユシャクの仲間。 オスは茶色っぽいはねをもち、 模様には変異があります。 メスははねがなく、 白い体に黒い紋があります。 幼虫は、 春、 雑木林などで普通に見られます。 (MT)
 
大きさ : オス(開張)約35mm メス(体長)11~15mm
食べ物 : 幼虫は様々な広葉樹の葉。 成虫は口が退化しており何も食べない。
成虫が見られる時期 : 11~1月
分布 : 全国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

フユシャクとは

フユシャクとは秋の終わりから早春の寒い時期にあらわれるシャクガの仲間のことです。 日本国内には35種類ほど生息しており、 冬の間、 種類が入れ替わりながらあらわれます。 オスははねがありますが、 メスははねが退化して飛ぶことができず、 フェロモンを出してオスを呼びます。 多くの成虫は、 エサをとりません。