アライグマ

近年増加している特定外来生物

  • 尾の縞模様が見分ける時の大きなポイントとなる
    写真 / HFujita

特徴

アライグマは北アメリカから主にペットとして日本に持ち込まれました。 幼少期はおとなしく人に懐きやすいそうですが成獣になり発情期を迎えると気性が荒く飼育するのが困難になるため、 逃してしまう人が多くいたと考えられます。
近年アライグマの日本国内における分布は増加しており、 農作物を食い荒らす、 民家に住み着く、 金魚などの観賞魚を盗むなど、 大きな被害が出ています。 森林や都市部などの様々な環境に生息し、 夜行性です。 木のうろや人家の屋根裏などを棲家にしています。 木登りが得意で、 垂直な木でも登ってしまいます。
タヌキとの主な特徴の違いは、 顔の模様と尾の縞々です。

 
体長 : 40〜70cm (尾長 : 20~40cm)
食べ物 : 雑食(果実、 魚、 鳥の雛や卵などいろいろ)
見られる場所 : 農耕地、 森林、 都市部

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​