アマクサシダ

天草に由来する鳥の羽のようなシダ

  • 明るい林縁に多い。
    写真 / 2024.7 三重県 S.Ikeda

  • 根茎を短く斜上させて葉を出す。
    しばしば群生する。
    写真 / 2022.6 沖縄県石垣島 S.Ikeda

  • 葉先。
    頂羽片が目立つ。
    写真 / 2024.7 三重県 S.Ikeda

  • 羽片。
    鳥の羽のような形。
    写真 / 2024.7 三重県 S.Ikeda

  • 矢印のように、 ふつう裂片が上側にもある。
    似たオオアマクサシダは上側にない。
    写真 / 2024.7 三重県 S.Ikeda

  • 最下羽片。
    裂片は一番長いことが多い。
    写真 / 2024.7 三重県 S.Ikeda

  • 葉裏。
    胞子のう群をフチに長くつける。
    胞子のう群のつかないフチには鋸歯がある。
    写真 / 2023.7 静岡県 S.Ikeda

  • 葉柄基部。
    細くて茶色い鱗片をつける。
    写真 / 2023.7 静岡県 S.Ikeda

特徴

熊本県の天草の通り、 暖かい地域に多いシダ。 まるで鳥の羽が連なっているみたいに切れ込んだ葉をしています。 イノモトソウに似て、 胞子のう群を葉のフチに長くつけます。
 
葉の長さ : 20~50cm
観察の時期 : 一年中(常緑性)
生える場所 : 低山の林縁など
分布 : 本州(関東以西)、 四国、 九州、 琉球、 朝鮮、 台湾、 中国

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

見られる散歩道