似た種類がいくつかあります。
●オオバノイノモトソウは①大きくなり、②葉軸に翼がなく、③脈はフチに達します。
●マツサカシダは①暖地に多く、②葉が革のように厚く、③葉軸に翼がありません。
●リュウキュウイノモトソウは①九州南部以南に生え、②さらに小型で、③葉軸に翼はありません。

イノモトソウ
井戸だけでなく道ばたにも
特徴
市街地の石のすき間にも多い身近なシダで、その姿から一見でシダとは気づきにくいかも。井戸のまわりのような所によく生えていることが由来です。
大きさ:およそ10cmくらい
観察の時期:一年中(常緑性)
生える場所:石のすき間など
分布:本州~琉球
※正確な種の判定は、形態を細部まで見る必要があります。