ジンガサゴケ

春に出る陣笠がかわいい

  • 市街地の石のすき間にて。
    都市公園にも多い。
    写真 / 2023.4.14 千葉市美浜区 S.Ikeda

  • 上から見ると…
    ☆が散らばっているみたい。
    写真 / 2023.4.14 S.Ikeda

  • 陣笠に見立てられた雌器托。
    春ごろから柄が伸びる。
    写真 / 2023.4.14 千葉市美浜区 S.Ikeda

  • 裏側に数個の蒴をつける。
    蒴の分だけ切れ込みは多くなる。
    写真 / 2023.4.14 千葉市美浜区 S.Ikeda

  • 葉状体。
    フチが赤紫色っぽいのが特徴。
    写真 / 2023.4.14 千葉市美浜区 S.Ikeda

  • 柄が伸びる前の雌器托は玉みたい。
    寒さで葉状体が赤っぽくなっている。
    写真 / 2023.2.26 神奈川県横浜市 S.Ikeda

  • 地面に大量の葉状体。
    道ばたにふつうに見られる。
    写真 / 2022.10.27 千葉県松戸市 S.Ikeda

  • 葉状体の表。
    フチの赤紫色がわかりやすい。
    写真 / S.Ikeda

  • 葉状体の裏。
    腹鱗片など全体が赤紫色っぽい。
    写真 / S.Ikeda

特徴

市街地でも公園などの地面によく生えている身近なコケ。 陣笠(じんがさ)は主に戦国時代に使われていたかぶり物のことで、 それに似た形の雌器托(しきたく)を春頃からつけます。
 
大きさ : 1~4cm、 幅5~7mm
観察の時期 : 一年中(雌器托は春で、 寒いと冬は枯れる)
生える場所 : 道ばたの土上や石のすき間
分布 : 北海道~琉球

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​