ヤブジラミ

やぶを歩くとシラミがたかる。

  • 河川敷に群生するヤブジラミ。
    写真 / 2023.5.25 千葉県柏市 大作晃一

  • 茎は下向きの寝た毛がある。
    写真 / 2023.5.25 千葉県柏市 大作晃一

  • 葉は茎に1個ずつつく。
    写真 / 2023.5.25 千葉県柏市 大作晃一

  • 葉はこまわくわかれる。
    写真 / 2023.5.25 千葉県柏市 大作晃一

  • 葉の根もとはさや状になる。
    写真 / 2023.5.25 千葉県柏市 大作晃一

  • 葉のつけ根から花の柄をだす。
    写真 / 2023.5.25 千葉県柏市 大作晃一

  • 花の柄は5~9本に分かる。 (写真は8本)
    写真 / 2023.5.25 千葉県柏市 大作晃一

  • 花の柄が分かれるところに細長い葉のようなものが4~6個ある。 (写真は5個)
    写真 / 2023.5.25 千葉県柏市 大作晃一

  • 花びらは5個。
    写真 / 2023.5.25 千葉県柏市 大作晃一

  • 実は先端の曲がったとげがあり、 ひっつき虫になる。
    写真 / 2013.7.15 千葉県野田市 大作晃一

特徴

実はひっつき虫になります。 やぶを歩くと、 ヤブジラミの実が服について、 シラミがたかったようになります。 オヤブジラミににています。 ヤブジラミはオヤブジラミより花の根もとの柄が短く、 となりの花とくっついて咲き、 花びらが大きいのではなやかな印象です。 花は1カ月ほどおそく咲きます。
 
タイプ : 越年草。
大きさ : 高さは50~80cm。
花の時期 : 春~初夏。
生える場所 : 道ばた、 空き地。
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 琉球。

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

執筆協力 : 大作晃一