オヤブジラミ

やぶを歩くとシラミがたかる。

  • 道ばたに群生するオヤブジラミ。
    写真 / 2023.4.28 千葉県佐倉市 大作晃一

  • 茎は下向きの寝た毛がある。
    写真 / 2023.4.28 千葉県佐倉市 大作晃一

  • 葉は茎に1個ずつつく。
    写真 / 2023.4.28 千葉県佐倉市 大作晃一

  • 葉はこまわく分かれる。
    写真 / 2023.4.28 千葉県佐倉市 大作晃一

  • 葉の根もとはさや状になる。
    写真 / 2023.4.28 千葉県佐倉市 大作晃一

  • 葉のつけ根から花の柄をだす。
    写真 / 2023.4.28 千葉県佐倉市 大作晃一

  • 花の柄は2~5本にわかれる。 (写真は3本)
    写真 / 2023.5.1 千葉県野田市 大作晃一

  • 花の柄が分かれるところに細長い葉のようなものが0~2個ある。 (写真は1個)
    写真 / 2023.5.1 千葉県野田市 大作晃一

  • 花びらは5個。
    写真 / 2023.5.1 千葉県野田市 大作晃一

  • 実は先端の曲がったとげがあり、 ひっつき虫になる。
    写真 / 2023.5.26 千葉県流山市 大作晃一

特徴

実はひっつき虫になります。 やぶを歩くと、 オヤブジラミの実が服について、 シラミがたかったようになります。 ヤブジラミににています。 オヤブジラミはヤブジラミより花の根もとの柄が長く、 となりの花と離れて咲き、 花びらが小さいので地味な印象です。 花は1カ月ほどはやく咲きます。
 
タイプ : 越年草
大きさ : 高さは50~80cm
花の時期 : 春~初夏
生える場所 : 道ばた、 空き地
分布 : 北海道、 本州、 四国、 九州、 琉球

※正確な(しゅ)の判定は、 形態を細部まで見る必要があります。 ​

執筆協力 : 大作晃一